狭山天下茶屋

自由な色で描いてみよう

レビュー

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2009.11.24.Tue

ポメラ買ったよ!

091124_2007~0001

 うちにもポメラがやって来やがりました!
 『デジタルメモ帳』と思っていただければ幸い。
 メモ帳なので、ネットワーク接続機能などはありません。
 しかしこのポメラ、物書きならば必需品!

 スペック(抜粋)
  単四乾電池2本で20時間稼動。
  文章はtxt形式で保存。2GBまでのmicroSDに対応!(SDHCは非対応)
  USBケーブル(付属)でPCとのデータやりとり。
  MS-IMEのバカさとはおさらば、日本語変換は信頼のATOK。
  文庫本サイズでありがなら、B5レッツノートと同じくらいのキーピッチ。
  誰にも読まれないように、パスワード付ける事も可能。
  寝ながら物書きができる!(ここ最重要)

 お値段が\30,000と少々お高いですが、お店によっては半額で買える所もあります。
 わたしゃ"あきばお~通販"で買いました。

 大きさが気になる方。
 武装神姫オーナーの方は(恐らく居ない)、隣のヴァローナ嬢と比べちゃってください。
 ディスプレイのサイズはニンテンドーDSより一回り大きいくらい。
 上の写真、目を凝らすと『ぽめぽめ ポメラ』と書いております。文字のサイズはそんな感じです。


091124_2010~0001

 んで、キーボード
 二つ折りになって収納されていて、起動するときに展開します。
 この辺はポメラ公式サイトのCMをご覧頂きたい所です。
 PDAではキーピッチが狭いなぁ、と思ったあなたにもオススメ。
 大体B5ノートPCと同じくらいのキーピッチでして、入力もサクサク。

 寝ながらの物書き。ポメラは、そんなあなたの夢を叶えちゃうんです!(XNA風)

 これからの時期、布団から出るのが億劫になりませんか?
 そんなものぐさなあなたに、このポメラ。
 これなら俯せになりつつキーボードをポチポチ!

 風邪やインフルエンザのシーズン、罹ってもずっと寝てるのは暇じゃないですか?
 そんな病弱なあなたに、このポメラ。
 これなら療養しつつ文章をカキカキ!

 と言うわけでオススメです。

091124_2013~0001

 カラーは三色(白・黒・オレンジ)。私はオレンジにしました。
 うちのヴァローナ嬢もオススメ! のポメラです。

 いい買い物したー。
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2009.09.27.Sun

オブリビオン入門編

唐突にまたやり始めたOblivion
日本語版はXBOX360でも発売されてますが、やはりここはPC版を推したい
PC版は北米版しかないのでなかなか入手が難しいですが、ネット通販で購入可能です
ゲームとしても2006年の作品なので、PCスペックを余らせてる人はどうぞ♪


覚書
・Oblivion GOTY (Knights of the Nine + Shivering Isles , ver1.02.416)
・日本語化パッチ (ver.15c)
・日本語MOD (JPWikiModSI)
・Oblivion Mod Manager(OMM)
・TES4 Constraction Set (CS)
・Oblivion Script Extender (OBSE)
・Wyre Bash (ver.2.71)

・Beautiful People 2ch (ver1.80)
・HG Eye Candy Body (OMOD OLDver1.7)
・HGEC Body Replacer (OMOD)
・High Rez Skin Textures for HGEC

参考・関連リンク
TES NEXUS (サーバ移転中)
Oblivion WIKI JP(避難所)
Oblivion 日本語化 Wiki (避難所)
~OBLIVION O' BLOG~ オブリビオンのブログ
フジョシプレイ
2009.07.05.Sun

読書中

青年のための読書クラブ青年のための読書クラブ
(2007/06)
桜庭 一樹

商品詳細を見る
第一章 烏丸紅子恋愛事件
第二章 聖女マリアナ消失事件
第三章 奇妙な旅人
第四章 一番星
第五章 ハピトゥス&プラティーク


 第三章まで読了。
 ミッション系の女子校を舞台に、それぞれ異なる時代の異なる事件を「読書クラブ」の担当者が記述する手記作品。
 「四畳半神話体系」(森見登美彦),「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」(桜庭一樹)に端を発した若手作家フィーバーは留まるところを知らず、一般とはかけ離れた順路で恩田陸やら有川浩に食指を出そうか逡巡している私である。と、その前にイロモノと名高いメフィスト作家陣の著書も読んでみたいと思っているワケだが、果たしてどちらが精神衛生上よろしいか。森博嗣が異常に気になるお年頃という塩梅だ。

 さて、普段はハードカバーなど読まない私である。背筋をピンと張り、太ももに置いた本のページを捲る文学美少女よろしくな風体をしていない私にとって――ああ、美少女に見つめられるような本になりたい――、ハードカバーは常々歪んだ背骨をさらに歪曲させる諸悪の根源である。歯医者に行くと「歯並びは素晴らしいが噛み合わせが悪い。スプリントを付けましょう」と言われるままに上顎中切歯、中側歯の歯形をとられ夜な夜なプラスティックをはめ込んで眠るのだ。服装の乱れは心の乱れなどとはよく言ったものであるが、姿勢の乱れは何の乱れか。そいつは間違いなく性根の乱れであるように思う。思うったら思う。
 この本との出会い、それはまさに「百合」の二文字で片付けることができる。桜庭氏の著作である「砂糖菓子~」は確かにそのようなストーリーであり、一応にテーマが存在する。純粋に百合を楽しむ「マリア様がみてる」(今野緒雪)とはまた毛色の異なる百合作品であった。このような話を友人のTにしたところ、「桜庭一樹の他の読んでみるか」と薦められ――否。半ば強要され――煌々と輝く瞳で見つめられ――否。数少ない百合仲間を見つけた、こいつを確保せよと目を爛々と光らせて――ハードカバーとコミカライズされた単行本をお渡しになってくれちゃったのだ。もうこうなってしまっては読む他ない。壁に凭れかかって手に余る背表紙を何度も持ち替えながら、先刻ようやっと第三章まで読み遂せたのである。四章に手を掛けようとした時には壁は背中にあらず、古畳の色あせた藺草を何本か引きちぎって、本を高く掲げていたのは言うまでもない。おかげで両腕はダブルバイセップスでも決めた後の如き乳酸の嵐である。
 本の感想を書いていない事に今更気づいたが、読書感想文は読み終えてから書く物である。ここまで滔々と駄文を放流し続けたが、特に言いたいことはない。実を言うと、To tell the truth,桜庭一樹氏の「砂糖菓子~」の時もそうだったのだが、読破したという薄っぺらい達成感以外何も残らないような気がして仕方がないのである。それはまさしく昨今のハリウッド映画、VFXとダイナマイトを駆使した目眩くアクション大作は、刹那的な快楽の追求でしかないのと同じである。本を読む事が長期的な快楽や愉悦に繋がるような気がする私にとって、「あー、読んだー。長いようで短かったなー」で終わる作品ははたして本当におもしろい作品だったのだろうかと思い悩むのである。等と言いつつ、しっかり楽しんでいるし、快楽の追求や作品の文学性などを論じるつもりは殊更に持ち合わせていない。ここに脳味噌スッカラカン宣言を行う。
 できればこの本が、無味乾燥たる読破感だけに終わらぬ事を願う。


ps

 東のエデンは映画版二作品。
 板津が起居している場所(京都下鴨神社付近)に加え、パンツという渾名。そして彼が引きこもりとなった理由。平澤一臣をはじめとする男性キャラクター達の一癖ある口語。ニートやら計画浪人という特徴。男性器をジョニーと表現する手法。はて、何やらどこかで聞き覚えが……。
 それにヒロインの森美咲(もりみ・さき)という名前。その誕生日(1月6日)。

 もうお判りであろう。森見作品へのオマージュである。
 ちなみに、東のエデンのキャラクター原案は羽海野チカ氏。森見氏の「夜は短し歩けよ乙女」の角川文庫版の後書きを担当したのも彼女、羽海野氏であった。
 IGの神山監督と森見氏の対談もあったそうな。そして森見氏ブログには、ブルーレイDVDの再生機器がどうたらこうたら。
 不思議なもんで、意図せぬところで好きなものが出てくるとこうもうれしいものだったかと少し頬を綻ばせた。違う、にやけた。にやけっぱなしである。
 東のエデンと森見作品の共通項がこんなところに。

 東のエデンがノベライズされる時に期待してます。

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2009.06.29.Mon

読了

自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり/著:とどく=たくさん
Arcadia 小説投稿掲示板内

本ではないけれどネット小説という形でこちらの作品をご紹介したいのです。
あいやまぁ私が好むような内容ですので、私とシンクロニシティ感じちゃうようなユングさんはどうぞ。
文章は平易で読みやすく、ストーリーも一辺倒で分かりやすいんですが。
どうにも毒が強すぎるというか、作者の政治やらマスコミ批判やらの価値観が透けて見える、それどころかありありと目に焼き付いちゃうのには少々辟易としたけれど。
私は中道右派だろうと思ってるんですが、まぁそれ以上の勢いでした。自衛隊ものですし、それくらい右傾化してないとダメなのかもしれませんけども。

それら抜きで私が好きなタイプのお話です。
強いて言えば戦闘+ラブコメでございますね。

 東京銀座に突如現れた謎の門。
 コボルトや中世歩兵が休日の銀座に現れ、無防備な日本人達を次々と虐殺。銀座事件発生。
 日本政府は門の向こう側に自衛隊を派遣し、異世界の敵を迎え撃つ!

といった内容の異世界召喚ものというやつです。
読むのに四日も掛かってしまったのが案外ダメージ大きいところではあります。平易な文章なんですが、どうにもネット小説を読むのは疲れる。おそらく、目を動かす範囲が書籍より大きい事が原因なんだろうなぁ。

序盤こそ戦闘+内政という感じで、後半はひたすら戦闘に明け暮れています。
自衛隊の所以たる自衛戦闘では、火薬すら発明されていない国相手に64mmをばらまいたり、74式戦車で並列砲撃加えたり、ワルキューレの旗行(もちろんベルリンフィル)を大音量で鳴らしながらヘリ連隊で盗賊団相手に絨毯爆撃して殲滅させたり、110mmロケットランチャーで巨大な古代竜を爆ぜ殺したり、飛竜相手にF-2ファルコンのマニューバで互角に渡り合ってみたり。すげー楽しい。楽しい。

そしてラブ分。
主人公の元に現れる三人の美少女! 素晴らしい!
そしてそのうち二人は100歳以上! うち一人はマスター○ーダも真っ青! superb!
気が強いけどデレない帝国皇女! brilliant!
褐色ダークエルフが奴隷に! fantastic!

とまぁ、好き者の私には最高においしい二段重ねであった。
2009.06.20.Sat

読了 ×2

四畳半神話大系 (角川文庫)四畳半神話大系 (角川文庫)
(2008/03/25)
森見 登美彦

商品詳細を見る
第一章 四畳半恋ノ邪魔者
第二章 四畳半自虐的代理代理戦争
第三章 四畳半の甘い生活
第四章 八十日間四畳半一周


 四畳半つながりの『四畳半襖の下張(著:永井荷風)』あたりに引っかけてるのかもしれない。


 さて、手放しで絶賛できるだけの本に出逢ったことがない、というのも考え物だが、私の中の名著ランキングに彗星の如く現れ、一位に存在した本を蹴飛ばしてしまった。
 文で食えたら、などと砂糖菓子のように淡い期待をもって創作に励んできたが早速挫けそうである。我が思考が脆いことに加え、レベルの低さも加味してはいるが、それ以前に歴然とした実力差を見せつけられたのである。
 これだけの衝撃を受けてしまったのは他でもない、私が目指す文章・書きたい文章が森見氏の著作そのものであったということが大きな原因であろう。圧倒的な力で比類無き文章を上梓され、梓の枝もかくやと言わんばかりの最大瞬間風速で私の創作意欲とその絞りカスを木っ端みじんに打ち砕いてくださったのである。その素敵な出会いに感謝すべきであろう。

 内容は恋愛小説と呼べばクレームをつけられそうな恋愛小説である。詳しくはネタバレ禁止法に抵触するためここでは多くを語らないことにするが、本質が何かと問われれば、間違いなくこう答える。これはライトよりのSFである。星新一や筒井康隆を嗜んだ紳士淑女であればこの説明だけで何となく理解できよう。それでいてSFのような堅苦しさはない。小気味いいテンポにのせてストーリーは読者を放置しながら進んでいくのだ。
 モノローグ調の話し手・主人公である「私」は、「薔薇色のキャンパスライフ」を送る事を夢見ていた京都大学大学三回生。四畳半の下宿でほとんど社会から隔離されたような生活を送っている「私」は、一回生のときのサークル選択が明暗を分けてしまったのだ、と過去を振り返りながら、不思議な魅力を持つ黒髪の乙女「明石さん」に心を寄せていく。その恋を蔭ながら応援しつつ隙あらば「私」を陥れようとする主人公の無二の親友兼悪友である「小津」、飄々とした風体で神出鬼没の離れ業を見せる、「小津」の師匠である「樋口さん」、見る人見る人が臆しそうな覇気を放つ美人歯科衛生士の「羽貫さん」、ラブドールの「香織さん」をこよなく愛する院生の「城ヶ崎」などと言った濃密なキャラクター達によって「私」の世界は振り回されていくのであった。




砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない  A Lollypop or A Bullet (角川文庫)砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet (角川文庫)
(2009/02/25)
桜庭 一樹

商品詳細を見る
第一章 砂糖菓子の弾丸とは、なかよくできない
第二章 砂糖菓子の弾丸と、ふたりぼっち
終章 砂糖菓子の弾丸とは、もうあえない


 タイトルに惹かれて買ったらラノベ+百合という神が与えたもうたような運命だった。


 ライトノベルの定義ってなんだっけか、と考え込むにつけこの本の存在が霞むようになってしまった。ライトノベルというものは、ライトノベル=ハッピーエンドのエンターテイメントにおいて絶対無比の等式を守るための、ベタとコテを織り交ぜたものだとばかり考えていた。而してようやく我が脳内内紛に平和維持軍が介入し、長きにわたったラノベ定義闘争は一端の終結を向かえたのである。つまり、少年少女が主人公であればそれはライトノベルなのだ。至極単純な落としどころであった。
 ライトノベルに対する視点を根幹から揺るがしたのがこの作品であった。冒頭で一人の人間が死亡した新聞記事を提示し、否応にもそこから先に出てくる奇々怪々な少女の逝く先を知ることとなる。ライトノベルの定義の話に戻るが、登場人物に萌えるか萌えないかというのも、ある種ラノベの定義であると私は思う。そう考えると、この『砂糖菓子~』という作品は偽りなくライトノベルであった。「海野藻屑」がかわいいのである。

 中学卒業を控えた少女・山田なぎさは独り立ちして自立した生活をしたいと考えている。彼女は「実弾」を手に入れたい(=親元から独立し、一人で自立した生活をすること)と、高校に進学する事を考えず、地元の自衛隊に入隊するという希望を持っていた。そんな彼女のクラスに、一人の転校生がやってくる。整ってはいるが青白い顔を見せ、自らを人魚だと謀る謎の少女「海野藻屑」であった。「砂糖菓子の弾丸」(=何の腹の足しにもならない夢物語、幻想)を撃ちまくり、クラスの誰からも相手にされない藻屑は、なぎさにだけは奇妙な愛情表現を通して心を開いていく。元アイドルの娘であり複雑な家庭環境に置かれた藻屑と、母子家庭で引きこもりの兄を抱えるなぎさの二人の心が触れあったとき、藻屑は天気図にない嵐の到来を予見した。そして……

 何なの? この子が死ぬの? バカなの? と思いながら読むと悲しくなるのは私がその少女を愛しているからに他ならない。自分の頭の単純明快さにはほとほと困った物であるが、感受性が豊かであるという言葉で片付ける事にすればそれなりに救われるような気がしないでもない。自己弁護120%でお送りすることにする。
 誰が死ぬかをひた隠しにしていたが、どうせ目次の次のページには事の結末が記されているので無駄な努力は割愛する。詰まるところ、死ぬのは海野藻屑である。図らずも海の藻屑となることはなかったが、あまりにあんまりな死に方であった。そこで泣いた。藻屑死んだようわーん、と。あぁなんて幸せな脳みそだろうか。奇跡体験アンビリバボーの後半を涙無くしては観られない私である。しかしながら後にも先にも泣いたのはそのシーンだけで、山田なぎさの言うところの実弾だとか砂糖菓子の弾丸だとかそういった表現の意図をどこかで汲み取ろうと躍起になっていた感はある。読み直せばかなり最初の方で明示してあるのだが、結局のところ何が言いたかったのか分かりかねる結末ではあった。悲劇気味のライトノベルが読みたい、という人にはオススメできるが、百合小説が読みたい、という人にはとてもじゃないがオススメできたものではない。もうちょっと百合百合したのがありますからそちらを読んでちょうだいませませ、とさだまさしの『雨宿り』の歌詞に乗せながら口ずさむであろう。




以上2冊の読了兼レビューであった。
レビューを書いている段階で気がついたのであるが、2作品ともコミカライズに縁があるようだ。
(『四畳半神話体系』はされていない。四畳半の関連作品である『夜は短し歩けよ乙女』は既刊)
改めて角川文庫のサブカル路線強化方針に唖然とする結果となった。

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